願王寺資料館（成正館）

　願王寺資料館（成正館）は現西村家の出資により令和元年に建立されました。調査着手より10年、寺院復興、大改築事業着手より20年を経て幾度の困難を乗り越え、大願成就し落慶致しました。当館は主に檀信徒及び研究者向けの施設ですが，一般の方も見学して頂けます。​図書館情報学・文化財学の研究者（寺院情報学研究所/筑波大学）である副住職が長年にわたり取り組んでいる願王寺・西圓寺・尼庵の調査研究により収集・整理された資料を収蔵しています。館内には西圓寺檀越西村家より寄進により建立された西圓寺天龍学校旧内佛をはじめ，大日比流尼庵の本尊など長い歴史の中で信仰を集めてきた貴重な仏様を参拝することができます。収蔵されている古典籍は国内屈指の蔵書量を誇ります。